小学生までにマスターしておくことって?【おなまえ~る】

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小学生までにマスターしておくことって?

2020年01月16日

こんにちは、うとです。

 

年長の次男、保育園でも小学校に向けてのお話を時々されているようです。

先日の保護者懇談会で、「お兄さん、お姉さんをお持ちの保護者さんに聞きたいことを聞いてみよう」

というフリートークの時間がありました。

その中で、

 

「ひらがな、時計は年長のうちに覚えておかないといけない?」

「できておかなきゃいけないことって何でしょう?」

 

と保護者からが質問が出たりしていました。

 

できる子はもう足し算なんかもスイスイできるし、本も自分でスラスラ読める。

うちの子は大丈夫…?

 

気になるところですよね。

今回は小学生になるまでにマスターしておきたいことをテーマにお話しします!

 

お勉強はできた方がいい?

 

冒頭で触れたひらがなや算数。

もちろんできるに越したことはないのですが、

必須かと言われれば、答えは「出来なくても構わない」と思います。

お勉強に関しては、1年生で1年生のことを出来るようになれば良いのです。

 

もちろん最初から出来ていれば、授業もわかりやすく「お勉強が得意だ」「好きだ」という気持ちで取り組め、スムーズだと思います。

なので、お勉強に触れておくことは大切です。

だけど、出来ないからと今から必死になる程でもないと思うのです。

 

 

まずは自分の名前をひらがなで読める、書ける程度でも大丈夫ではないでしょうか。

 

では身につけておくことは何?

お勉強以外に、年長の間に出来るようになっておくべきことがあります。

これは保育園、幼稚園の活動目標に組み込まれるものですが、

「これができていると小学校生活をまずは困らずにスタートできるでしょう」というものです。

 

1.物事を順序立てて話せる

保育園のように、ずっと近くに大人の目があるわけではない小学生。

登下校時、休み時間など、子供達だけで過ごす時間は急激に多くなります。

そこで何かあった時(良いことも、トラブルも)に、きちんと順序立てて何があったかを話せないと困るのです。

 

いつ、どこで、誰が、何をして、どうなった

 

これをきちんと話せないと、保護者は学校での様子が全くわからないのです。

保育園のように先生が園での様子を教えてくれるわけではありません。

担任としっかり話す機会そのものが滅多にないのです。

 

親に、先生に、あったことをきちんと話す能力は、小学生には必須のスキルなのです。

 

2.時間感覚を身につける

朝起きて、準備をして、保育園に向かう。

これは今でもしていることではありますが、親の手助けをできるだけ少なくしてもできるでしょうか。

 

「急ぎなさいよー」「そろそろ遅れるよー」

 

の声かけ程度でできるようになってくれれば完璧だと思います。

最低限、自分で着替えて、食事をして、歯磨き、荷物を揃える。

基本的な準備が自分ででき、間に合うように登校できること。

 

この時間感覚はとっても大切です。

細かくは難しくても、時計の針がここに来るまでに準備しようね!くらいの時計の勉強は必要かもしれませんね。

 

3.いいこと、悪いことがわかる

これは小学生にも難しいところかもしれませんが、できなきゃ困るところですね。

保育園ではお友達のことも、その親御さんのこともなんとなく知っているのではないでしょうか。

 

だからちょっとしたトラブルがあっても、

「ケンカしちゃったみたいで、ごめんね」と親同士で声をかけたり、

子供に関しても「悪い子じゃないのは知ってるし、たまたまトラブルになっちゃったのかな」と思うこともできます。

 

だけど小学校は、親の知らないお友達が急激に増えます。

そしてそのお友達の親の影はなかなか見えません。

 

相手が見える幼稚園、保育園のうちに、失敗しておくことも大切かなと思うのです。

 

こんなことをしたらケンカになっちゃった

失敗してもすぐに「あ、ごめんね!」と謝れば丸く収まった

されて嫌なことは相手にもしない方がいいみたい

お友達に優しくしたら自分も気分が良い

 

など、いい経験も失敗も、今のうちにたくさんして欲しいのです。

人間関係というと難しいですが、「いいこと、悪いことがわかる」というのはとっても大切なことです。

 

 

お勉強はできるに越したことはないけれど、それよりももっと大切な「小学生スキル」。

お子様はいかがでしょうか?

少しづつでも良いので、身につけて欲しいものですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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