【子どもの叱り方】正しい叱り方とNGな叱り方
2019年08月04日みなさん、こんにちは。ちゅんみです。
皆さんはこんな風にお子さんを叱った経験はありませんか。
「ほら、お店の人に怒られるからやめなさい!」
このセリフ、言いがちですよね。
実はこちらの叱り方、あまりよくはありません。
このページでは、「子どもの叱り方」についてご紹介します。
怒られるからダメ、なのではない
少しちゅんみのお話をします。
ちゅんみは学生時代に塾の先生をしていて、子どもたちが騒いでうるさいときに叱らなくてはいけませんでした。
子どもが好きなのと、子どもに嫌われたくない気持ちがおそらく当時あったのだと思います。
そして、騒ぐ子どもたちに、
「ほら、塾長先生に怒られるから静かにして」と言ってしまいました。
当時、このように叱った時は何とも思っていませんでしたが、先輩の先輩の方に呼び出され、叱り方が違うよ、と言われました。
先輩から言われた言葉は、「叱るのはちゅんみさんの仕事だよ。」でした。
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そうなのです!
子どもを叱るのは親なのです。
誰かに怒られるから、やめなさい、ではありません。
さて、冒頭のセリフに戻ります。
「ほら、お店の人に怒られるからやめなさい!」
これだと、叱る人は「お店の人」になってしまいます。
ちなみに、少しテーマがそれますが、お店の人はほとんど叱ってくれませんよね・・・。
このご時世、他人の子どもを叱ってくれる人は少なくなりました。
子どもを叱れるのは、ママやパパくらい、という思いでいていいと思います。
正しい叱り方は?
スーパーで走り回ったら、ママに
「ほら、お店の人に怒られるからやめなさい!」
と言われてしまいました。
子どもはママに怒られたから素直に走るのをやめる子も多いです。
この叱り方でも効果はありますが、これだけでは何が悪いのか、よくわかりません。
「スーパーの店内で走り回ることはしてはいけないこと」ということを伝えなくてはいけないのです。
怒られるからしてはダメ、なのではなく、何がダメなのかをきちんと伝えましょう。
ダメな理由を伝えましょう。
「お店で走り回るのはだめだよ。走らない。」が良いです。
「なぜ?」「どうして?」と疑問を持つようになったら、子どもの成長度合いに合わせて、
「お店で走り回ると、他人の迷惑になるから、走らない。」と付け加えていきましょう。
理由をつけるだけで、何がいけない行為だったのか、子どもたちが理解しやすくなります。
叱るって難しいですよね。パパとママでは子どもたちと一緒にいる時間は圧倒的にママが多いです。
どうしてもママが子どもを叱る回数も多くなり、「ママは怒るからパパがいい!」「パパの方がやさしい」だなんていうことも。
いやいや、誰のために叱ってやってるんだ!と思いつつも、パパがいい!なんて言われるとショックですよねー!
大きくなれば、叱ってくれる有難さがわかりますが、小さな子どもなんてそんなことわかりませんもの。
毎日、家事をして子育てをして、一生懸命お世話をするママ。そんな役割に感じることもあるかと思いますが、
勇気を出して叱って下さいね。
最後まで読んで下さりありがとうございました。