デコ上履きの著作権について調べてみました
2024年12月01日こんにちは、ちゅんみです。
デコ上履きが数年前から流行っています。
子どもの上履きは真っ白ですが、すぐに誰のかわかるようにイラストを描いたり、左右がわかるようにイラストを描いたりする保護者もいるのです。
さらには、イラストを描いた上履きを販売している個人の方も。
しかし気になるのは著作権です。
今回は、デコ上履きの著作権についてまとめます。
キャラクターを描いたデコ上履きは著作権に該当
基本的にキャラクターは著作物です。上履きに有名キャラクターを描くことはそれを複製することになります。
では、デコ上履きは問題なのかとういと、必ずしもNGとはなりません。
デコ上履きは個人で楽しむ分には問題ない?
デコ上履きは、私的使用のためであれば、問題にならないようです。
我が子のために上履きにイラストを描いて、それを我が子に履かせることは著作権の侵害とまではなりません。
私的利用だからです。
しかし、私的使用以外の目的になると、著作権侵害となります。
- 販売をする
- 販売目的で展示する
上記2つは著作権侵害になるので気を付けましょう。
メルカリやミンネ、クリーマなどでイラストを描いたデコ上履きを売ることや、
オーダーを受けつけることは著作権侵害となります。
実際に売れなくても、デコ上履きの見本画像を提示して販売につなげることも侵害にあたる可能性が高いので気を付けましょう。
デコ上履きは我が子にのみ!オリジナルイラストがおすすめ
デコ上履きは営利目的で販売せずに、我が子のためにイラストを描くだけにとどめることをおすすめします。
それであれば、問題視はされないでしょう。
有名キャラクターを模してイラストを描くのではなく、オリジナルイラストだと安心です。
どうぶつの絵や愛犬や愛猫の絵などを描くと、著作権侵害にはなりません。
デコ上履きは禁止されていることがある
デコ上履きが流行してから、禁止する学校や園も出てきました。
理由は、デコ上履きではない子が羨ましがったり、ケンカなどのトラブルになったりするからだそう…。
左右を間違えないための目印程度のイラストやマークならよいですが、
名前・クラス・学年がすぐに読めないほど派手にイラストされていると、学校側も困ってしまうようです…。
お友だちが踏んでしまいイラストが汚れてトラブルになるときどきあるようで、
禁止する学校もあるため、イラストを描く前にルールを調べておきましょう。
ルールを守ってデコ上履きを楽しみたいですね。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。