乳幼児の熱中症、防ぐには?
2025年06月10日こんにちは、うとです!
通園・通学の時間だけでも汗びっしょり。
せっかくの晴れ間も、熱中症が心配で外遊びが難しい季節になってきましたね。
大人も子どもも、暑さ対策として水分補給や塩分補給が大切ですが、
特に気をつけたいのが乳幼児の水分補給。
今回は、乳児・幼児向けの水分補給のコツをご紹介します!
どのくらい飲ませればいいの?
まずは、基本の環境づくり。
室内はエアコンなどで温度・湿度を調整し、通気性の良い服で過ごしましょう。
その上で、しっかりと水分補給を。
実は、乳幼児は代謝がとても活発で、体の水分の約半分が毎日入れ替わっているそうです。
目安としては:
乳児:体重1kgあたり 約150ml
幼児:体重1kgあたり 約100ml
これは、母乳・ミルク・離乳食なども含めた一日の総量です。
汗を多くかいた日や下痢をしている時は、いつもより多めの水分補給を心がけてくださいね。
いつ、どんなタイミングで?
乳児はもちろん、幼児もまだ自分で「喉が渇いた」と伝えるのが難しいことが多いです。
だからこそ、喉が渇く前に、こまめに水分補給をさせるのがポイント!
外出前やお出かけ中は特に注意。
一度にたくさんではなく、少量ずつ何回も
遊びに夢中になっていても、タイミングを見て声をかけてあげましょう。
何を飲ませればいいの?
基本は「お水」がベスト!
ただし状況や体調によって、以下のように使い分けましょう。
ジュースは糖分過多・虫歯・食事への影響に営業が出るので程々に。
一般のスポーツドリンクは糖分が多くなるので、乳児用イオン飲料など必ず「乳児用」を選ぶようにしましょう。
お茶(麦茶など)は ノンカフェインで。利尿作用があるものは避けましょう。
※「安全そうに見えるお茶」でも、乳幼児には利尿作用が強すぎることもあるので、薄める・幼児用を選ぶなど配慮を忘れずに。
体調を崩してしまったら?
どんなに気をつけていても、脱水や嘔吐などの体調不良が起こることはあります。
そんなときは:
スプーン1杯の水を5分おきに与える(嘔吐時など)
水分をまったく受け付けない、ぐったりしている場合は、すぐに医療機関へ。
点滴が必要になることもあるので、迷わず受診しましょう。
小さな注意で大きな安心を
感染症も熱中症も気になるこの夏。
お子さんがいるご家庭では、心配事も増えがちです。
でも、「こまめな水分補給」と「適切な飲み物選び」だけでも、しっかりと対策はできます。
少しの気配りで、家族の健康を守って、暑い夏を元気に乗り切りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
